2023年『SIあそび』初任者研修会 講演活動から(その2) - SIあそびへのいざない

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2023年『SIあそび』初任者研修会 講演活動から(その2)

        2023年 初任者研修
            講演活動から
                                 (その2)










6月6日 指宿市指宿幼稚園(藤岡義道園長)
40年にわたって春秋2回母親講演会を開催しています。春は新入園児の保護者を対象に、秋は知能発達診断のプロフィールを基に個別面談。母親が直面する育児の悩みを共に語り合いながらより良き解決策を助言。毎回保護者の ほぼ全員が参加しています。
6月7日 指宿市柳和幼稚園(藤岡義道園長)
コロナ禍で3年ぶりの開催だったが講演会を待ち望んでいたとかで講演会は保護者のほぼ全員が参加、保護者の熱心に傾聴する姿に感動しました。
6月10日 鹿児島地区春季合同委研修会 会場 鹿児島市田上幼稚園(永吉龍志園長)
県下9園 30余名参加。年長児20名1クラスを白濱洋征が公開保育。「いろじゅんかんむり」年長になると予測する力が出てくるので、次に来る色記号を予測してもらいながらシートを順にめくっていく。どうして黄色だと思ったのかカードを選んだ理由を述べてもらう。年長児は自身の判断の基準を口頭で述べその是非をみんなで考えます。
コロナ禍で大崎幼稚園(三浦敏春園長)、大口幼稚園(宮崎典子園長)が3年ぶりの参加。公開保育をVTRで分析しながら『SIあそび』の今日的意義と役割をお話しました。大崎、大口両園ともに40年近い実施園だが、新たな思いでこの教育を続けていきた いと両園長が語られました。いつも心よく公開保育の場を提供していただく田上幼稚園永吉龍志園長には感謝 の気持ちでいっぱいです。
6月12日、13日 佐賀県白石町ありあけ認定子ども園(江藤静香園長)
 一昨年、認定子ども園になり、園舎を新築、園児も200人を超える。年長『かたちのけいこう』を私が授業、子どもたちも最後まで考えることを楽しみました。一人ひとりの子どもが目的をしっかりとらえていれば最後まで課題を楽しむことができることを確信しました。
6月14日 南島原市有家(ありえ)たちばな認定子ども園(宮崎郷徳園長)
3年前に幼稚園から認定子ども園に。コロナ禍で4年ぶりの講演会開催。雲仙普賢岳の爆発の翌年1992年『SIあそび』教師研修全国大会研究保育公開園。
『SIあそび』発足当時からの実施園で培われた伝統はそのまま受け継がれていて子どもの集中力は抜群です。 保護者講演会もほぼ全員参加、最後まで熱心に聴講されていました。
6月15日 南島原市布津たちばな認定子ども園(宮崎郷徳園長)
有明海に面し、普賢岳を背にして前方に天草諸島を望む。風景だけで住む者の幸せを感じます。
 子どもの集中力と保護者の熱意は有家たちばな子ども園にひけをとりません。
6月17日(土)横浜市 ばらの幼稚園(楠 邦江園長)
教師研修全国大会で7回研究保育を公開。導入教材コンクールで最多受賞園。『SIあそび』は、ばらの幼稚園と共に歩んで来たと言ってよい。『SIあそび』の講師陣は同園で実施保育を複数年経験して現場に立って来た。
この日の講演会は前日まで保育参観を終えた保護者が講演だけを自主的に聴きに 来るというスケジュールで全園児の6割の保護者が集まりました。
6月20日(火)札幌市 ひかり幼稚園(石橋大輔園長)
札幌バプテスト教会立幼稚園。この3月まで園長を務めていた村田修一園長は、一教諭としてSIあそびを経験し園長在職中も教職員の指導にあたっておられた。
4月に赴任した石橋園長は牧師を兼任しながら『SIあそび』を幼稚園教育の柱として続けていきたいと力強く述べ られました。
6月21日(水)浦安市 吹上幼稚園(鈴木敏子園長)
年間3回公開保育と講演会を行っている。当日は年少児の保護者が対象。ディズニーランドがすぐ近くにあり、この日も最寄りの舞浜駅は多くの来場者で朝からあふれかえっていました。同園はこの数年全国大会の教材コンクールで入賞を続けています。
6月23日(金) 静岡県裾野市 裾野聖母幼稚園(勝又奈保子園長)
毎年5月と翌年の2月の2回 講演会を開催。5月は新入園児の保護者を中心に「幼稚園教育とはなにか」を、2月は年長児の保護者を対象に「学びの構えを育てる」をテーマに講演しています。保護者のほぼ全員が参加しています。
 
6月26日(月) 大阪府松原市 星の光幼稚園(小林都子園長)
全国でも1、2位を誇る大規模園。絵画コンクール等全国規模の大会で受賞している。コロナ禍で3年研修会が開催できなかったが、園長、主任がしっかりと指導法を継承して各クラスとも集中していた。年長児クラスの集中ぶりは目を見張るものがあり、どの園児も『SIあそび』を心から楽しんでいるという雰囲気がみなぎっていました。
6月24日(火)大阪市 新森幼稚園(水野貴久男園長)
新人教諭4人ということもあって導入を中心に4クラスで私(白濱)が保育を担当した。年中「かべかけつくり」(図形の体系を拡散思考する)年長「かたちのけいこう」(図形の体系を集中思考する)、「いろじゅんかんむり」(記号の体系を認知する)、「あわせてできるかたち」(図形の体系を集中思考する)子どもたちはすぐ打ち解けて課題に集中して取り組んでくれました。
6月28日 岐阜県各務原市 認定子ども園ひよし幼稚園(小島宏毅園長)
全国的な園児減少の中にあって安定した園児数を保持している地域でも注目度の高い園。小島先生は『孫氏の兵法に学ぶ勝利の子育て術』(文芸社)の著書をはじめ最近では『たこやきくんおこのみくん』(幻冬舎)などの絵本作家としても活躍している。
 当日は保育参観前に30分『SIあそび』の目的やねらい、について、保育参観後に「子どもの発達について考える」をテーマに講演、ホールがほぼ埋まるほど、約2時間の講演を聴講していただきました。子どもたちの取り組む姿もどのクラスも安定していました。
7月3日(月) 東京都板橋区 なります(成増)幼稚園(田中泰彦園長)
江戸時代から続く旧家(名主)の跡地がそのまま幼稚園の敷地となって都内(23区)でも有数の広さと自然を残した幼稚園。板橋区の重要文化財にもなっている屋敷(古民家)や菜園が隣接している。
当日は年少児(3歳児)の保育参観と講演会。①結果(できる・できない)を問わない②子ども同士を比べない③一人ひとりのペースに即応させるという『SIあそび』の理念が教師たちに共有されていて保護者も子どもたちの集中する姿に目を見張った。また、「自閉症スペクトラム」の診断を受けた保護者からの相談も受けました。
7月5日 北海道富良野市 慈恵ひまわり幼稚園(青木賢亮園長)
青木賢亮園長はリトミックの有数の指導者、併せて北海道幼稚園協会の研究委員として活動しておられる。東重滿先生(公益財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構前理事長)とタッグを組んで教師の指導にあたってこられた。夫人の青木京子教頭の指導力もあいまって、園児たちが『SIあそび』に取り組む姿は実にいきいきとしている。集中がとぎれない。
講演会も毎年、保護者のほぼ全員が参加する、38年間変わらぬ風景。ただ地方の少子高齢化の波は深刻で、幼稚園教諭の成り手がなく応募者0の状態が数年続いていて、園運営に支障をきたしているとのこと。今後の幼稚園教育がどう推移していくのか深く考えさせられました。
SIあそびへのいざない
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©共育舎(ギルフォードSIあそび)
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